岡山国民スポーツ大会(フィギュア)結果

第79回国民スポーツ大会フィギュア競技会 
フィギュア競技監督 報告  青砥忠雄
第79回国民スポーツ大会冬季大会 スケート競技会は、2025年1月26日〜30日に岡山県倉敷市で開催されました。
1/26日 フィギュア競技会の監督会議がヘルスピア倉敷 多目的ホールで開催された。
〇13時30分~監督会議開催、
静岡県代表として少年女子2名の滑走順抽選を行いました。
  杉山菜那 20番、稲勝莉子 27番 ⇒  16時10分~都道府県別公式練習。 
1/27日  
〇9時10分 少年女子 SP練習 (杉山菜那 10:15~、 稲勝莉子 10:40~、)
〇15時10分少年女子 SP競技 (杉山菜那 17:25~、 稲勝莉子 18:10~、)
      (杉山菜那 30位 29.89、  稲勝莉子 32位 29.31、)
 
〈杉山菜那〉 
 国民スポーツ大会の前日まで練習を続け、26日の都道府県別公式練習にコーチの帯同が無く挑んでいた。 この日の練習では、スピードの有る伸び伸びとしたスケ-ティングで、ジャンプも他県より安定して飛んでいた。

27日のSP練習で 2分間音楽をかけた練習でも、ミスらしい所なく安定していた。
25分練習では他県のコーチ達が最終チェックをしていたが、杉山さんはコーチの居ない一人練習を繰り返していた。
SP競技は17:25からで、やはり本番試合にもコーチの帯同はなかった。コーチの居ない演技に一人で挑んだ。
第4グループは選手5名、1番滑走の北海道選手に、コーチ・選手団(7名)が一斉に鳴り物などで応援を始めスタートした。
第4グループの5番目・最終滑走で、(静岡県)杉山さんの演技が静に始まった、スケーティングにスピード感が少し欠けた感じ、ジャンプにも練習時の安定性に精彩を欠いた演技となった。
練習疲れと、国民スポーツ大会の雰囲気にのまれた感が有り、58.91の実力を
持ち、75回インターハイではSP4位(56.15)ながら、今回悔しい結果と成りました。
 結果 (29.89 の30位)

☆本人は、次回の青森大会では、シーズンベストを目標に、リベンジしたいと誓った。

<稲勝莉子>
26日の都道府県別公式練習から、コーチの帯同で仕上げの指導を受けていた。
 この日の練習では、ジャンプ・スピンを重点に取り組み練習。

27日のSP練習でも、コーチの指導を受け笑顔を見せていた、2分間音楽をかけた最終練習でも、リズムに乗った好調の練習で終わった。

SP競技は最終組の1番、18:10からコーチの見守る中演技スタート、大きなミスもなく、ジャンプで転倒などがあり、得点を伸ばせなかった。
次回の青森大会に向けて伸びしろが大きく、大変期待の持てる演技となった。  
  結果 (29.31 の32位)

☆本人は、初めてのスポーツ大会で雰囲気にのまれ、練習の演技が出来なかった。

全体を通して、監督の感想は、スケート環境が変わる事で、応援者も少なく選手が孤独と戦い、選手のコンディション作りも自己管理となっている。
選手に寄り添った指導を(ICT利用の梅林)フィギュア委員会にお願いしたい。



2025年02月01日